採用数の増加だけでなく、社内の意識にも変化が生まれた ニッスイグループ企業・モガミフーズ(以下、モガミフーズ)のWebリニューアル。
ではこの流れを、今後どう社外に広げていくのか? 後編では、地域企業としての次なる発信について、梅田社長に伺いました。
▶ 前編:採用難に挑む“伝える力”——地元食品メーカーのHP刷新が社内を変える
自社を「知ってもらう」ことから始まる挑戦
「正直、モガミフーズという社名を地元の若い人たちにどれだけ知られているかというと、まだまだ弱いと感じています」
採用活動を続ける中で、応募者から「初めて名前を聞いた」という反応が少なくないといいます。だからこそ、今後の重点は“地域での認知度向上”。
「これまでのように情報を出さずにいれば、“存在しない会社”と同じです。まずは自分たちの想いと姿を、もっと見えるようにしていきたいと思っています」
“自分たちで発信する”ための仕組み
リニューアル後のホームページは、担当社員自身が更新できる構成に。採用向けブログや現場の日常など、情報をこまめに発信できるようになっています。
「始める前は難しそうだった社員も、いざ触ってみると『意外とできた』という声が多くて。これなら続けられそうだなと感じました」
社員の言葉で会社の雰囲気を伝え、日々の営みを見せていく。そうした“ふつうの発信”を、着実に積み上げていくことこそが今後の鍵だと梅田社長は語ります。
リリース後、追加されたブログでの配信(最新のブログはこちら)

外へ向けた発信は、内側を磨くことから
「発信すると、自分たちの言葉に責任が生まれる。うちは“こういう会社”と言い切るからには、そうあれるよう努力しないといけない。それが良い循環だと思います」
情報発信は一方通行ではなく、「見られる意識」や「語る覚悟」を育てる内省の機会にもなっている——そんな企業文化の育ち方が、言葉の端々から感じられました。

編集部あとがき
モガミフーズが見据えるのは、“地域に根ざし、選ばれる会社”への進化です。
予算や規模に限りがあっても、自分たちらしい発信を積み重ねることで、着実に社会との接点を増やしていく——そんな企業のあり方は、同じ課題を抱える地方企業にとって大きなヒントとなるとインタビューを踏まえ学ばせてもらいました。


